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女性のためのオーガズム教室

presented by ふしだらなペニス

ヒトの進化とセックスの体位

 セックスの体位には、アクロバット的な体位も含めれば、実に多様性に溢れている。しかも、基本の3体位 (正常位、バック、女性上位) それぞれの 「変形」 もくわえると、セックスの体位って、48手どころではない。それどころか、まだまだ 「新発明」 ができそうだ。

 これだけ豊富な体位で性交している動物はいないだろう。なぜ、これほどまでに、多様な体位が可能なのか? 身体論的には、ヒトの手脚や腰の関節の可動範囲が広い、ということがいえよう。野外で交尾をする動物と比べると、室内には、布団、ベッド、椅子、テーブル、ソファーなどなど、さまざまな家具もあり、これらを使って、バリエーションを増やすこともできるようになった。

 しかし、これだけ豊富な体位が生み出された最大の理由は、ヒトが直立二足歩行を始めたことによる。四つ脚の状態から立ち上がることによって、下に隠れていた性器が前面に露出されるようになった。その結果、背面からオスがメスの上に跨がるという交尾から、対面して性器を結合することが初めて可能となった。しかも、前脚が腕となったために、自由度が広がり、これにより、ヒトは異性を抱きしめることができるようになった。このように、ヒトへの進化が、豊富な体位を可能としたのだ。

 ここで、進化の流れと体位が豊富になっていく過程を大まかに整理してみたい。進化の流れの基本は 「背面性交から対面性交へ」 というものだ。
 背面性交には、四つん這いバックや立ちバック、背面横寝バック、背面女性上位、背面座位などがある。こららのうち、最も原初的なのは、四つん這いバック、もしくは寝バックだろう。
 しかし、厳密には、動物の交尾は、現在のヒトがやっているような四つん這いバックとは微妙に違う。動物 (哺乳類) の四つん這いをヒトが正確に再現するなら、両手を床につけた立ちバックに相当する。なぜなら、ヒトの四つん這いは膝を折っているが、動物は両手、両脚を伸ばしきっているからだ。背後にまわるオスも、半分立ちあがっていて、ヒトのように跪いていない。ヒトのオスが跪くのは、メスも跪いているからだ。

 この意味では、本来の動物的な性交の体位を再現するなら、女性が両手を床につけた立ちバックがこれに相当する。この状態って、オスはすでに立ち上がっているのだ。もしかすると、ヒトが直立二足歩行を始めたのは、背面性交がきっかけだったかもね。

 背面での座位は、動物もしそうなので、これも原初的かな。寝バック、背面寝バックとなると、動物はすることができない。なぜなら、両手、両脚を動物は水平に伸ばしきることができないからだ。なので、これも進化の過程でうまれた、新しい体位といえる。背面女性上位は、メスがオスの上になる、という点では画期的な体位だけど、背面性交という点では、動物的なものを引きずっているかな。

 そしていよいよ対面性交全盛の時代へと移行する。対面性交としては、正常位、座位、女性上位などがある。正常位にも、「直角正常位」から 「抱きしめ正常位」 まで、いろいろなバリエーションがある。どちらかといと、抱きしあうことができる 「抱きしめ正常位」 の方が、ヒトならではの体位か。女性が男の愛情が感じられるこの体位を好むのも当然だ。だって、挿入しながらキスまでできてしまうからね。その意味では、対面座位も同じかな。
 女性の両脚を折り曲げる 「屈曲位」 も、正常位の変形だけど、これも体や股関節、膝関節が柔らかくないとできない体位だ。

 対面での女性上位は、進化論的には、最終段階かも知れないね。対面性交の中でも、とくに、メスがオスの上に跨がり、時にはセックスの主導権を握る、というのは、動物の世界では見られないからだ。
 アクロバット的な体位の中でも、駅弁は、ある意味、対面女性上位と同じように、進化の最終段階ともいえる。だって、対面性交しながら、オスが直立二足歩行をするんだから。もっとも、この理屈でいえば、男女が逆転した駅弁 (女性がペニスバンドを着け、対面で男のアナルに挿入し、抱きかかえて立ち上がる体位、逆駅弁とでもいうのかな) がさらにその先にある体位ということになってしまう。まあ、ここまで 「進化」 する必要はあまりないんだけどね。
 
 面白いのは、背面から対面へ、四つん這いから立ち上がったにも関わらず、ヒトは、動物であった時代の性交体位を未だに放棄していないことだ。動物的な体位には、進化の過程が隠されており、その歴史を大切にしている、ということなのかな。あるいは、文化的な体位を獲得しても、なお動物的な体位の持つ迫力や魅力を捨てきれないのかな。いづれにせよ、それがまた、ヒトの体位を豊富にしていることは間違いない。



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    posted at 00:00 | セックスの体位 (エッセー) | CM(0)

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